神戸大学医学部医学科後援会の活動状況について
最近、ご父兄の方々から、「神戸大学医学部の教育の環境や状況がどうなっているのかよく分からない、子供があまりしゃべってくれない」などのご意見を後援会にも頂くことがございます。
このたび、医学部の協力をいただき、学生の行事、後援会の活動状況をまとめましたので、ご覧ください。
1年次
4月1~2日 新入生歓迎合宿 淡路島慶野松原荘
帰校後は数人ずつのグループに分かれて、医療の基礎のAEDや人工呼吸を上級生から学びます。
2年次・2年次以上
4月上旬 進学者ガイダンス
2年次になると六甲台キャンパスから楠キャンパスになり、いよいよ専門科目を履修します。各学年ごとにガイダンスを受けます。
解剖体慰霊祭
2年次の4月から6月にかけて、医学の基礎である解剖学実習が行われます。11月には医学の教育・研究のために御体を捧げてくださった方の尊い御意志に感謝し、ご冥福をお祈りいたします。2年次の学生は全員出席です。
地域医療活性化センターでの授業・実習
平成26年4月に竣工した地域医療活性化センター内の臨床基本技術トレーニングセンターや先端外科医療・内視鏡トレーニングセンターにはいろんなシミュレーター機器があります。
地域医療活性化センター内では少人数での授業・実習、自主的な練習が行われます。
4年次
OSCE(オスキー:3月上旬、4年次から5年次への進級実技試験。
6年次の卒業試験前にもAdvanced OSCEが行われます)
教員がモニタールームで実施状況を確認します。
白衣授与式
4月初旬 医学部、病院の執行部(諸先輩)から白衣を着せていただきます。
新たな気持ちで、5年次からの臨床実習に臨みます。
スチューデント・ドクター
医療系大学間共用試験実施評価機構が実施する共用試験(OSCE等)に合格すると Student Doctor 認定証が発行され、臨床現場へ進むことができます。
6年次
個別計画実習・発表会
個別計画実習は、学生が主体的に考えた実習計画に添った形で、6年次の4月から10月までの間に3期(1期は7週間)実施され、各人が病院、研究機関、海外での実習などを行います。発表会は10月中旬から下旬に行い、報告書はご父兄に送付いたします。
卒業式
3月25日 ポートアイランドのワールド記念ホールで全学一斉に行われ、その後、医学部のみ、医学部長から一人ずつ手渡されます。ご父兄も入場できます。
表彰
在学中、優れた発表や優秀な成績を修めた学生には卒業式当日、表彰されます。
地域枠学生
地域枠学生は地域の診療体験等を通じて地域医療の役割・重要性を認識します。県知事を表敬訪問して激励の言葉を受けることもあります。
課外活動・福利厚生棟など
大倉山祭
毎年10月下旬から11月上旬にかけて、神戸大学全学の大学祭とは別に、医学部独自でシンポジウム、スポーツ大会、芸人ステージなどを行っています。
福利厚生棟(大学生協)
1階に学生食堂、書籍・購買があります。
2階に武道場、3階にはアリーナ(体育館)があります。
西日本医科学学生総合体育大会(通称:西医体)
「西医体」は夏休みに実施されます。神戸大学にも強いクラブがあります。
オープンキャンパス
8月 先輩が高校生へ神戸大学を紹介します。
その他
定年教授最終講義
定年退職される教授の多くは、最終講義・祝賀パーティーを開催され、恩師・先輩、教職員、卒業生・学生など多くの関係者の方々が祝福にお集まり頂いております。
後援会総会・懇談会
医学科後援会総会
毎年5月に決算・予算などを審議頂き、その後医学部教員との懇談会があります。
今後も教育・課外活動等の援助を続けて参りますので、ご理解とご協力よろしく お願いいたします。