6年次卒業時OSCEを実施します
医学教育では知識、技術、態度の教育を3つの柱としています。神戸大学医学部においては、病気の知識は持つが患者とのコミュニケーションがとれない学生や、患者の診察ができない学生や研修医が少なからずいるという問題が発端となり、臨床医学教育改革、特にOSCE (objective structured clinical examination) 導入が議論されてきました。臨床技能試験であるOSCEを導入することは、それを実施する前に臨床技能教育を行うことを当然必要とします。外部講師を招きFDを行い、OSCEの実施にそなえてきた結果、平成13年2月に5年次学生に対しOSCEによる臨床実技評価を初めて実施しました。その後、改善を重ね、卒業試験前の6年次においても実施することにしています。
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