令和7年度神戸大学医学部医学科後援会総会を開催しました
令和7年度後援会総会・懇談会を令和7年6月7日(土)、神戸大学医学部大講義室で開催しました。
今年は、今年度医学部に新たに発足しました「医療創成工学科」の保護者会と共催で記念講演と懇親会を実施いたしました。
今回の記念講演は、医学部医療創成工学科長 大谷亨教授による「医師との共創による医療材料開発:~これまでの課題とこれからの課題~」と題してご講演いただきました。医療創成工学科が発足した経緯や、その目指すところ、医療機器の日本の現状のほか医師との「共創」による医療機器開発の重要性についてわかりやすく解説いただきました。参加者からも専門的な質問がなされ、医学科学生を持つ保護者の関心を喚起する内容でご講演いただきました。続く総会では、令和6年度決算、令和7年度予算、令和7年度役員を承認しました。令和7年度予算では、例年の支援に加えて、学生より要望のあった福利厚生棟の課外活動で必要となる「清掃道具一式」の購入について承認されました。
総会の後、勝二医学科長、黒田附属病院長、青井教務学生委員会委員長の顧問の先生方に加え、教務学生委員会の小林教授、坂口教授、篠山教授、関口准教授、医学教育推進センターの塩見助教、合田助教が加わり、懇談会を開催しました。勝二医学科長、黒田附属病院長にご挨拶をいただいた後、青井教務学生委員会委員長より進級状況表や国試結果表、卒後研修先一覧等の資料を使って普段の学生生活から就職にいたる医学部生の修学環境について説明いただきました。その後の質疑応答では、福利厚生施設1階の新店舗や生協購買部に関する質問のほか今年の西医体会場が鹿児島であることから西医体への追加支援の要望がございました。また、医学科と医療創成工学科の合同授業の提案も保護者より出されました。
これら一連のプログラムのあと、会場を移して、昨年同様に懇親会を開催しました。医療創成工学科より大谷教授、加藤准教授、浅井准教授と保護者1名のほか医学科学生7名も加わり、約60名が参加いたしました。会の途中には、学生代表(5年生・笠井さん)から日頃の後援会からの支援に対する感謝の挨拶がございました。参加された会員の皆様におかれては、積極的に親睦を深められるとともに、教員と直接お話していただくことができ、盛会の内に終了しました。

総会審議

大谷教授による記念講演

質問に応える勝二医学科長

会員に向けて挨拶する学生代表
(5年笠井さん)